猫の骨折は結構派手に骨折しているケースを多く経験します。今回の顆上骨折の症例も粉砕していました。

以前、横浜夜間救急の森先生がセミナーで同部位の骨折にLCPのT字プレートのTの部分を半分カットして固定されているのを拝見しました。なるほどその方法であれば遠位に2穴確保できたかもしれません。勉強させてもらいました。
さて、ある程度癒合が確認できた時点で、まず創外固定を除去します。これで術後管理もだいぶ楽になりました。
最終的に髄内ピンも除去し(1本だけ残っています)、退院となりました。今回の猫は外猫ということもあり、術後管理には少々手こずりましたが、紹介医の先生から無事、外を走り回って、木にも登っていると聞いています。ご紹介、ありがとうございます<(_ _)>