2011年11月24日木曜日

胃内異物


 鳥の骨を飲み込んだとの主訴で来院されました。腹部レントゲン検査を行ったところ胃内に大きな骨(矢印)を確認し、内視鏡での摘出を行うこととなりました。異物の骨の端っこがツルツルしていて上手く鰐口鉗子で挟むことが出来ず、スネアワイヤーを使って骨の端の方を掴み、なんとかうまいこと食道内に誘導して摘出することが出来ました。骨が大きくて噴門(胃の入り口)のところで引っかかってしまうため少し苦労しました。

 摘出してみると鳥の骨ではなく、豚リブ?今回のような棒状異物には他にアイスの棒や竹串を摘出する機会が多いです。










写真は内視鏡処置直後のシーズーくん。 


0 件のコメント:

コメントを投稿